中高一貫校のメリット3選!卒業生が本音で紹介

中学生勉強

ジェシー
ジェシー

中高一貫校って実際どうなの?

そう思ってる方が多いのではないでしょうか

今回は、中高一貫校出身の僕が、意外と知られていない「中高一貫校の利点」についてお話しします。
「中高一貫校って実際どうなの?」と気になっている方の参考になればうれしいです!

ちなみに、デメリットや欠点についてまとめた記事もありますので、そちらもぜひチェックしてみてくださいね!

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「勉強が苦手…」「やる気が出ない…」って人も、
ここでヒントを見つけてもらえたらうれしいです!

1,高校受験がない!

これは中高一貫校の最大の魅力の一つです。
多くの人が「中高一貫ってなんか賢そう」っていうイメージを持つかもしれませんが、実際に在籍していた立場から言うと“高校受験がないこと”の影響は想像以上に大きいです

●精神的な余裕が段違い

まず、中学3年生というと、普通なら内申点を気にしたり、模試を受けたり、塾通いが本格化したりと大忙し。でも中高一貫校の場合、そういったストレスから完全に解放されます。

僕自身、まわりの友達が塾で遅くまで勉強している中、家でまったりマンガを読んでいたことも(笑)
もちろんサボってばかりはいけませんが、「受験のための勉強」ではなく、「学びのための勉強」に集中できるのは大きな違いです。

● 学校の行事がフルで楽しめる!

普通の中3だと、秋の文化祭や体育祭が「最後のお祭り」になります。
でも中高一貫校は違います。中3も通過点。
だからこそ、中学最後の行事でも「楽しみきれる」空気があるんです。

それに加えて、高3の修学旅行も楽しみポイント。
他の学校が「センター対策!」とか「願書!」って焦ってる時期に、沖縄や北海道でのんびり楽しんでる学校もあります(←これ、ほんとにある)。
ちょっとズルい感じするけど、それも特権かも(笑)

● 学びが途切れない

受験がないことで、中学→高校への学びが滑らかにつながります。
普通の公立校だと、中3の後半は「受験対策用の問題ばかり」「繰り返しのプリントばかり」になりがちですが、
中高一貫校だと、「高校の内容の導入」にスムーズに入れるカリキュラムになってることが多いです。

学びの多様性

中高一貫校の魅力のひとつは、学び方・学ぶ内容がとても柔軟で多様だということです。
普通の中学校ではあまりできないような取り組みも、中高一貫校だからこそできることがたくさんあります。

● 先取り学習でどんどん進める!

例えば、僕の学校では中3の時点で高校数学(数I)の内容に入っていました。
「因数分解の応用」や「2次関数」など、普通なら高校1年生で習う内容をどんどん先に進められるんです。

これは、高校受験がないからこそできるカリキュラムの自由さのおかげ。
先取りをすることで、高2や高3では大学受験の演習に時間を割く余裕ができます。

● 高校の先生が中学生を教えてくれる!

これは結構ありがたかったんですが、中3の段階で高校の先生が授業に入ってくれることもあるんです。

例えば数学や英語は、大学受験を見越した指導ができるベテランの先生が中学段階から教えてくれることがあり、
「どうせなら最初からこういう教え方してほしかった〜!」と思うこともありました(笑)

● 添削・発表・研究も盛ん

学校によっては、小論文やレポートを高校生と同じように添削してもらえたり、学年をまたいで発表したりする機会があります。

僕も中学の時に「環境問題」についての発表をする機会があったんですが、
その内容を高校の先生が評価してフィードバックしてくれるという、なかなか本格的な経験をさせてもらいました。

「まだ中学生なのに、ここまでやるの!?」って驚くかもしれませんが、こういう実践的な学びが早くからできるのは本当に貴重だと思います。

中高一貫校ってただ勉強が早く進む”だけじゃないんですよね。
学び方そのものが広がるというか、「知る楽しさ」を早くから実感できる場だったなと、今になって思います。

中高合同ならではの良さ

中高一貫校の面白さのひとつが、中学生と高校生が同じ校舎・同じ空間で過ごしていること。
これ、想像以上に影響力があるんです。

● 行事がとにかくスケールでかい!

文化祭や体育祭は中高合同で実施されることが多く、規模がかなり大きいです。

例えば、僕の学校では体育祭で「縦割りチーム制」があって、中1〜高3が混ざって1つの団を作る仕組みでした。

高3の応援団長がバチバチに気合を入れて指示を出す中で、
中1の子が一生懸命旗を振ったり応援したりしてる姿を見ると、
「自分も昔はああだったなぁ」ってちょっと感慨深くなったり(笑)

逆に中学生からすると、「高校生かっけぇ!」って憧れる瞬間がめちゃくちゃあるんですよね。
これがモチベになる子も多いです。

● “先輩・後輩”のつながりが自然とできる

中高が一緒なので、廊下ですれ違ったり、部活で一緒になったりすることが日常茶飯事。
特に部活動では中高混合のところも多く、自然と「縦のつながり」が生まれます。

先輩に勉強を教えてもらったり、進路の相談をしたりすることもありました。
中学時代に、大学受験を直前に控えた高3の先輩の話を聞けたことは、かなり刺激的でしたね。

しかも、「高校生から教えてもらう授業」なんていう企画をしている学校もあるんです。
実際に、僕の学校でも高2の先輩が中1に英語の単語テスト対策をしてくれるなんて場面もありました。

教える側も学ぶ側も成長できる、教育的にもすごくいい関係性なんですよ。

● 一体感が生まれる6年間

普通の中学校だと、「高校に入ったらバラバラになる」ってどこかでわかってるので、3年間で一区切り。
でも中高一貫校は6年間一緒。**「長いスパンで人間関係や成長を見守れる」**というのも実は大きなポイントです。

毎年同じイベントに取り組みながら、後輩の成長や先輩の引退を見て、
自分も次のステージへ向かっていく…という自然な流れがあって、人としての成長にもつながる部分が多いと思います。

まとめ

いかがでしたか?

中高一貫校の魅力は、「高校受験がない」「学びの自由度が高い」「中高の一体感がある」…と、
単に「頭がいい人の学校」ってイメージだけでは語りきれない深いメリットがたくさんあります。

僕自身、6年間の中で、じっくり自分のペースで勉強や人間関係と向き合えたことが、
今になって本当に貴重な経験だったなと感じています。

もちろん、中高一貫校にもデメリットはあります。
それについては別の記事で詳しくまとめているので、興味のある方はそちらもぜひ読んでみてください!

最後まで読んでくれてありがとうございました。
それではまた次回の「太郎ブログ」でお会いしましょう!

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